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お気付きの方もいらっしゃると思いますが、「俺ガイル。完」の感想ってあえて今まで一度も書いてないんですよ


大好きな作品だからこそ安易に書きたくなかったのと、最終回の締め方を見てしっかりと書きたいと思っていたので



というわけで今回は満を持して「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」最終回感想です


あくまで個人的嗜好と解釈による個人的感想です
ネタバレ注意


いつもは文字をダラダラ長く書かない様に気を付けてますが、今回は画像も文字も多いのではっきり言って長いです
あとフォントと色変えは諦めましたw



下見に行く二人
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というのは口実で、初デートでしょこれ
なんだその白いベレー帽
ゆきのん可愛いじゃねぇかおい!
ヒッキー、ジャケットなんか持っとったんかい



まさか最終回でこんなゆきのんを見る事になるなんて
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嬉しくってしょうがないって感じですね
今までこんな感情や経験と縁がなかっただけに、極振り起きてますねw



呼び掛けに応えてくれる者がこんなに
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見てきた人はみんな知っている、実はヒッキーはボッチじゃないって
これは奉仕部にいたからこそ作れた部分も大きいので、平塚先生に感謝


ただし今思えば、潜在的にヒッキーの中に元々彼ならではの魅力や惹きつけるものがあって、実はアプローチや使い方が下手くそだったり拗らせ具合のせいでボッチを自分で演じてただけって思えます



ここにいたはずなのに、いないがはまちゃん
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このカットは胸がギュッとしたなぁ
がはまちゃんの心境を慮ってしまうし、きっと来るがどんな感じで来るのだろうかとか心配になった



真打ち登場は最後
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ただ入ってくるのではなく、走ってくる足音が聞こえるシーンを入れる事で期待感を高め、息切らせる事で入って部屋に気安くなったんじゃないでしょうか
こういう演出がしっかりしてるのが、やっぱり「俺ガイル」だよなぁ



がはまちゃんの心中察するに余りある
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制服姿のお米ちゃんすっごく可愛かったわぁ
ん?お米ちゃんって⁈



「別にいいんじゃないですか邪魔しても。邪魔してもしなくても、あの二人が長続きするわけないじゃないですか」
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この毒舌がいろはすらしくて好きって思える様になりました


それにしても小町ちゃん本人に向かってお米ちゃんってw
後輩に対して優位に立とうとするし、しかも序列つけとかないとって、このストレートさがいろはすらしいし分かりやすくて面白い



「既成事実を作ればこっちのもんです」「責任オバケですからあれは」
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責任オバケってw
でも言い得て妙、ヒッキーをよく見てきてよく理解している証拠です



「彼女がいる人好きになっちゃいけないって法律ありましたっけ?」
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「いろはちゃんもそうなの?」
がはまちゃんは、いろはすもヒッキーの事が好きだと思ってたって事ですよね


「最悪向こうがフリ込んできたらそれはそれでって感じですけど、わざわざ待ち変えてまで手を崩したりベタ降りする気はないんです」
例えが麻雀かよw
でもなんか分かりやすいw
結局ヒッキーから告られたら付き合ってもいい位には好きだって事ですよね



「諦めなくていいのは女の子の特権です」
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いろはす節が炸裂しまくって、これはこれでいろはすらしが味わえるいいシーン


なんだかんだ言いながら、グイグイ背中を押してあげるとかいい奴だ
良心によるものか、ただ恋愛模様を楽しもうとしてるだけなのか、一度失恋してもお互いに諦めず頑張りましょうってエールか



ゆきのん vs ゆきのんママ 終焉
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明らかに認められた感がありましたね
この後ヒッキーに一言語りかける演出がニクい



「責任とるのが責任者」
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明らかに自信に満ちて堂々としています
何より今までと打って変わって、はっきりと目に力強さと活力が伺えますね



「青春とは嘘であり、悪である」
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ここでそれ持ってくるかぁ
懐かしさも感じつつ、これ出す事で成長も凄く感じる事が出来たナイス演出



平塚先生とのダンス、そして
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面倒くさいゆきのんがヒッキーを好きな様に、面倒くさい平塚先生も本質的に惹かれるものがあるのでしょう
ヒッキーも本質的に平塚先生が好きですよね



ヒッキーと平塚先生の握手
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ヒッキーから手を出し出す辺りに強い想いを感じ、また成長や頼もしさも凄く感じますね
一番最初の頃には全く想像も出来なかった



「リア充爆発しろーーー!」
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先生のいろんな想いを感じます
そのいろんなものは多分それぞれの感じ方があるでしょうが、明らかに一人前として認めた感があります



「比企谷くん、あなたが好きよ」
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こんな素直なゆきのんが見られるとは
抽象さがウリの「俺ガイル」らしくない、凄く分かりやすいいいシーンを最終回でぶっ込んだなぁ



デレるゆきのん
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こんな可愛いとこあったんかい!
あまりのギャップに見てるこっちが恥ずかしくて顔から火が出そうw



ゆきのんの表情と仕草に注目
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なんだその指は!
あざと可愛いじゃねぇか



部活の見学に行ってたはずのお米ちゃん…小町ちゃんが奉仕部に
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その気持ちが嬉しいじゃないですかぁ
泣けてくるじゃないですかぁ



しかも
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小町ちゃんが部長ぉ⁈



しかも生徒会長いろはす同伴
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この表情に気持ちが現れてますね
いろはすも奉仕部を守りたかったんでしょう
なんだかんだでいい奴です



そして、控えめなやっはろー
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こういう一つ一つの表現や表情に、心情を感じざるを得ない
がはまちゃんが登場していよいよクライマックスだなと集中する



依頼者側に立つがはまちゃん
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依頼(というか相談)という形で直接本人達にぶつけてきたか
二度ヒッキーをチラ見、ため息をつき、一呼吸いい間があり、ここの演出と東山奈央さんの演技は凄く良かった
これって依頼ではなく、ヒッキーとゆきのん二人それぞれに対する告白であり意思表示でしたね



途中で表情が締まり、強い決意を感じた
「私の好きな人にね、彼女みたいな感じの人がいるんだけど、それが私の一番大事な友達で、でもこれから仲良くしたいの。どうしたらいいかな」
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がはまちゃんは二人にしっかり愛の告白をしましたね
「私の好きな人に」明らかにヒッキーに対する好きだという告白
「私の一番大事な友達」これは恋愛とは違う形の愛の告白


でも「彼女みたいな感じの人」つまり彼女とは認めていないし、ある意味宣戦布告ともとれますね


「これから仲良くしたい」はゆきのんに対して言ってる様で、これは3人の関係性とも読み取れます



ゆきのんの表情と返答が印象的
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余裕というか堂々としていて、でも凄く満足げな表情げ
最後まで「俺ガイル」らしく、「多くは語るな感じろ」を貫き視聴者の感性に委ねられました


「あなたがそうくるのは想定通りよ」「私は負けないわよ」「私一人が独占する気はないわ」「私も由比ヶ浜さんとこれからもずっと付き合いたいわ」その他…皆さんはどう感じました?


きっと皆さんが感じた事全てが正解…本物なんですよ
そして多分いずれであっても受け入れるであろう、ゆきのんの優しさを私は感じました


「長くなりそうね」「ずっと続くと思うから」
もう二人の意思と答えは出てますね
こんな関係性続けられるかよって思う方もいるでしょうが、こんな関係性が築けるのが「俺ガイル」です
それでいいんです
私は最後を凄くうまくまとめてくれたと思う



作品タイトルで締め
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長年続いてきた「俺ガイル」がとうとう終わってしまった
ヒッキー達の物語はまだまだ続くけど、まずは作品を「ちゃんと終わらせてくれた」事に感謝


敗者になってしまったがはまちゃんが非常に可哀想ではあるが、正直こうなる事は見えてましたよね
ただしまだ諦めていない意思も感じたし、ただの一方的な敗北で終わらせず、これからの可能性も感じさせるエンドだった事が彼女にとってもがはまちゃん推しにとっても救いでした



いつかヒッキーは言った
「由比ヶ浜結衣は優しい女の子だ。そう勝手に決めつけていた。雪ノ下雪乃は強い女の子だ。そうやって理想を押し付けていた。」


でも最後に感じたのはその逆、がはまちゃんの強さとゆきのんの優しさだった




お米ちゃんといろはす
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初対面なのに、なんか二人の息があってる辺りが面白い
いろはすでお米炊けちゃうからか?w



「なんとなく 炊飯コンビ いいコンビ」
両方一緒に美味しくいただきます♡
YASUみちのく